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そういえば本当なら昨日は勝田マラソンの警備をしていたことを思い出した。そんな暇があるほど今日の午前中は暇だった。今日の仕事は午後から受付会場の準備だけ。その準備のあと、パスが来るまでの間被災現場を見ることができるという。少し早めの昼食を済ませ、東灘区へ約1時聞かけて到着。言われているほどこの場所では粉塵などの影響はなし。
手早く指示に従い準備を終えると、早速東灘区魚崎北町付近の調査に出かけた。国道沿いの建物は傾いただけのものが多く、それほど被害を感じさせない。しかし、路地に踏み込むとそこは別世界が拡がっていた。ほとんどの建物という建物は倒壊していた。商店街だったらしいところは火事で焼けたようで、きれいになっていた。その倒れ方も実に異常で、例えば家全体が道の半分を占拠していたり、2階建ての家はきれいにその1階部分をつぶし、あたかも初めから1階平屋建ての家のごとく見えた。すべての家屋には家族の消息を知らせる張り紙がしであるか、花束と線香が置かれていた。
時たま、その倒れた家から家財道具などを取り出している家族を見かけた。約1時間ほどの時間しかなかったが、見渡す限りまるで芸がないワンパターンのセットのような被害が拡がっていた。コンビニはどこも聞いていて、いつもと変わらない物資を供給していた。見学を終わると再びパスに乗り込み、有馬荘へと帰っていった。
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